11月22日の夜から11月25日まで登山目的で鳥取旅行に行ってました。
行き先は大山(だいせん)。
日本百名山の一つで標高約1700m、日本海側に位置しています。
今回の登山記とともに、新たに得た知識などを紹介しつつ記事にしまーす!
ムキムキの友人+pen(@sharppencilman )と登りました。
penのブログでギアセカンド状態の僕が見れます。
この山のおススメポイント!!
- 日本百名山
- 日本百景
- 無料の駐車場とキャンプ場
- 土日祝は8:00から営業のモンベルがある。
- 380円で入れる温泉がある。
目次
今回登った山「大山」について

先ほども少し紹介しましたが、今回登った山は鳥取の「大山」です!
鳥取唯一の日本百名山で、日本百景にも選ばれています。
頂上の標高は1,729m、中低山。
初心者向けの「夏山登山コース」と上級者向けの「ユートピアコース」があります。
今回は夏山登山コースで登りました。
夏山登山コースは佐陀川の源流となっている行者谷の西側尾根を登り、弥山に至るルートで初心者向きとされている[20]。
引用元:ウィキペディア 大山
補足すると、片道約2.8kmの距離です。時間にして片道約3〜4時間かかります。
こちらが、いわゆるメインコースです。
山頂付近には8の字状の歩きやすい木道もあり、天気が良ければ素晴らしい景色を見ながら歩くこともできます。
もう一方のユートピアルートですが、
ユートピアルートは行者谷の東側尾根を経て、標高1,516mの三鈷峰付近にあるユートピア避難小屋に至るルートで、上級者向けとされている[20]。弥山から三等三角点地点(1,709.3m)や剣ヶ峰、天狗ヶ峰(1,710m)を経てユートピア避難小屋に至る旧縦走路は、稜線が両サイドとも崩落しており通行が禁止されている。これは特に2000年に発生した鳥取県西部地震以降、山肌の崩落が激しくなって危険なためであり、死傷事故も発生している[21]。
引用元:ウィキペディア 大山
このように一部通行禁止状態になっています。
(通行可能な別ルートが存在するのかは確認できませんでした)
こちらは、山頂にもつけないルートなので、登頂しないと満足できない!という方にはオススメできません。
登山口に一番近い駐車場付きの下山キャンプ場


夏山登山コースの登山口付近に「下山キャンプ場」があります。夏期営業期間は有料ですが、それ以外は駐車、キャンプが無料!
ただし、営業期間外は炊事場の水は出ません。キャンプするなら5〜10リットル持って行くと安心です。また、管理人が居ないのでいつも以上に、ゴミ、火の後始末は気をつけるように!
このキャンプ場付近には、徒歩5分で行けるモンベルショップと温泉があります。
土日祝は8:00から営業のモンベルがある

「登山道具を忘れた!防寒対策が心もとない!」と行った場合でも、近くのモンベルショップで調達することができます。
特に、土日祝は8:00から営業しているということもあり、出発前の朝に買うことができます。ちなみに箸はここで購入しました。

扉がピッケルでおしゃれ。

店の前には大山1300周年記念のマンホールもあります。
立ち寄った際には是非見ることをオススメします!
下山後は近くの温泉『豪円湯院』でさっぱり

モンベルから100m先ぐらいに豪円湯院という温泉があります。
キャンプ場、登山口からもかなり近いので下山後すぐに温泉に入ることができます。
入浴料も安いです。祠感のある室内浴場と露天風呂があります。
内部の詳細はこちらの記事をどうぞ!
入浴料
大人 | 380円 |
---|---|
小人(小学生) | 300円 |
アメニティ
バスタオルレンタル | 200円 |
---|---|
フェイスタオル | 100円 |
スキンケアセット | 200円 (メイク落とし,洗顔,化粧水,乳液 各1回分) |
ヘアブラシ | 100円 |
かみそり | 100円 |
歯ブラシ | 60円 |
シャワーキャップ | 50円 |
大山登山記:装備編
まずは今回の装備を紹介。これは持っておかないとダメ!持っておいた方がいい!
というものがあればコメント欄に書いてもらえると嬉しいです!
ウェア上半身
- レインウェア:モンベル/ストームクルーザー
- ベースレイヤー:MILLET/ドライナミックシャツ
- ミドルレイヤー:MILLET/半袖Tシャツ
ベースレイヤは見た目こそ寒そうですが、着てみると想像以上に暖かいです。圧のせい?
汗の吸水性能が良く、汗冷えしません。かなりおススメです。
レインウェア:モンベル/ストームクルーザーについてはこちらの記事をどうぞ!
ウェア下半身
- レインウェア:モンベル/ストームクルーザ フルジップ
- ゲイター:モンベル/GORE-TEX ライトスパッツ セミロング
- スパッツ:モンベル/メリノウール
- パンツ(ズボン):Amazonの安いやつ
下半身のレインウェアも同じくストームクルーザーです。こちらはフルジップ仕様になっており、足を一切あげることなく履くことが可能です。
今回は、チェーンスパイクも使っていたので、フルジップのレインウェアがかなり役に立ちました。
雪の侵入を防ぐためにゲイターも装着しました。
装備
- ザック:MILLET/マウントシャスタ55リットル
- 登山靴:MILLET/Grepon 4S GTX
- ハット:MILLET/GTXハット
- グローブ:MILLET/ウォームストレッチトレックグローブ
- チェーンスパイク:モンベル/チェーンスパイク
- 時計:ガーミン/instinct
- ストック:Amazonの安いやつ
- ハイドレーション:Amazonの安いやつ
ザックのショルダーハーネスにはストックを挿すところがあるので、途中で必要なくなった場合にすぐに収納したり、取り出すことができます。
登山靴:MILLET/Grepon 4S GTXについてはこちらの記事をどうぞ!
グローブ:MILLET/ウォームストレッチトレックグローブについてはこちらの記事をどうぞ!
ハイドレーションについてはこちらの記事をどうぞ!

クッカー関連
- バーナー&クッカー:ジェットボイル/ミニモ
- カラトリー:ジェットボイル/カラトリー
- 箸:モンベル/スタックイン 野箸(現地調達)
- 保冷バッグ:モンベル/クーラーボックス2.5L
バーナー&クッカーはジェットボイルのミニモです。ジェットボイルはお湯を沸かすのにかかる時間がかなり短いです。
ジェットボイルについてはこちらの記事をどうぞ!

箸は大山のモンベルショップで購入しました。折り畳み箸は今まで持ってなかったけどあるとかなり便利!
カメラ関連
- ミラーレス一眼:OLYMPUS/OM-D EM-5 MKⅡ
- レンズ1:m.zuiko 12-40mm F2.8 PRO
- レンズ2:m.zuiko 40-150mm F2.8 PRO
- カメラホルダー:ピークデザイン/Capture V3
- カメラスタンド(三脚):VELBON/ULTREK UT-63Q
- アクションカメラ:GoPro HERO7
- バックパックマウント:Amazonの安いやつ
ミラーレスは防塵防滴仕様なので、雨や雪でも使えて、登山にぴったり。
レンズは基本12-40mm、山頂で景色とるときに40-150の望遠レンズを使う予定で持って行きました。
カメラホルダー:ピークデザイン/Capture V3についてはこちらの記事をどうぞ!
アクションカメラ:GoPro HERO7についてはこちらの記事をどうぞ!
バックパックマウントについてはこちらの記事をどうぞ!
行動食

今回は携行食として、ミックスナッツ、ドライフルーツ、チョコレートを混ぜたものを持って行きました。
これは漫画「山と食欲と私」第3巻の「私のTMAS2016」にインスパイアされて用意しました。
漫画も面白いのでおススメです!
大山登山記:登山編
前日の夜にキャンプ場に前入りし、朝9時ごろに出発しました。

スマートウォッチでは気温が10度以上あると表示されていましたが、かなり寒かったです。
キャンプ場(駐車場)から登山口までは徒歩1分とかなり近い!重装備でも登山前から疲れることはないですね。

階段を上った先に、登山届け提出ボックスがあります。ネット提出していない場合はここで必ず出しましょう!
登山届は絶対出しておく!

近くにあったテーブルに雪が積もっていたので落書きしました。

しばらくは階段続きで強制ウォームアップがやばいです。予想以上に身体が熱くなり、途中でインナー脱いだりしつつレイヤ調整をしました。

水分補給もハイドレーションでこまめにしました。


1000m付近になると地面の積雪がはっきりしだしたのでチェーンスパイクを装着しました。
モンベルブランドは安心感があります。Amazonのノーブランド品を買った時の余計な不安要素がない!


1200m付近で避難小屋に到着、ちょっと開けてるので景色見えるかなと思ったけど、あいにくの天気…

休憩ついでに行動食を食べました。超うまい。ナッツ、フルーツ、チョコの食感の違いが最高。鼻から抜けるナッツの香ばしさとチョコの甘みが良かったです。
避難小屋以降は傾斜を登って行く感じでした。階段よりはきつくないので若干の余裕が出てきます。

1600m付近から周遊コースに入ります。山頂に繋がる道と周遊できる道の分岐があります。
すぐに山頂に向かわずに回り道しました。


途中の登り坂は若干滑る感じがしました。場所によってはスパイクの長い軽アイゼンの方が良いです。今回必要と感じたのは強い傾斜の周遊コースあたり。
もっと積雪がひどくなる時期だと、チェーンスパイクではなく最初から軽アイゼンを装着した方が良さそうです。
厳寒期は軽アイゼン必須!傾斜が強いとチェーンスパイクだと滑ることもある!


そんなこんなで山頂の小屋に到着。謎の4本柱が立ってました。
小屋に入るとギアセカンド状態でした。写真はpenのブログに貼ってます。見てあげて。
そして待ちに待った山頂ご飯。

今回はガーリックトマトパスタ。めちゃくちゃ美味い。ジェットボイルなので湯が沸くのが早いです。すぐにパスタを茹で始めることができます。
初めて知ったんですが、山小屋ではアイゼンを取らないといけないみたいですね。岳の方に教えてもらいました。
山小屋に入る前にアイゼンを外す!
山小屋を出ていざ登頂に、ここで失態を犯しました。
GoPro録画するの忘れてて登頂の瞬間を撮れず。悲しい…
まぁ景色見えなさすぎて山頂感はあんまりなかったです。

山頂には誰もいなかったので、VELBONの三脚をつかって記念撮影しました。
1550mmまで伸びる6段式三脚なので、足場が悪いところでも問題なく使えました。
ちょっとだけ遊んで下山。下山し始めると雪が降り始めました。

キャプチャーV3をつかってミラーレス 一眼をザックのショルダーハーネスに固定してたので雪をかぶり状態に…
が、このミラーレス 一眼(OLYMPUS OM-D EM-5 mark Ⅱ)は防塵防滴仕様なのでザックにしまうことなく使えました。
とはいえ結露は避けられませんでした。とりあえずプロテクターを外して撮影してましたが、撮影するたびに取り外すのも面倒。
結露防止用のレンズに装着するヒーターもあるようなので購入検討中です。
下山中、ハイドレーション管内の水が凍結して出なくなりました。寒い時期はハイドレーション使えないですね。
ザックの中に入れてた給水用ボトルは凍ってなかったので、それを直接飲みました。
寒い時期はハイドレーションを避ける!凍結して水が出なくなるぞ!
そんなこんなで下山完了。想定より疲れました。

instinctで時間、総移動距離、平均ペース、消費カロリーを表示してみました。
3000キロカロリー程消費。最高(^^)(下山後のキャンプで全て取り戻しました。)
大山登山記:下山後編
下山してすぐ温泉に行きました。冒頭で紹介した豪円湯院です。荘厳な雰囲気のある祠みたいな室内浴場のろうそくは作り物でした。
温泉を出てから頭痛が出始めました。
というのも、ずっと高い心拍数のまま登っていたからです。心拍数が高い状態が続くと、脳内の圧が高くなり頭痛が引き起こされるようです。筋肉をつけると心拍数の上昇が抑えられます。
とりあえずムキムキの友人にもらった頭痛薬でなんとかしました。
頭痛薬も持っていた方が良い
キャンプ用の食材を買いにイオンへ、ブラックフライデーセールでした。
ムキムキの友人とpenにはお世話になっているので、アサヒスーパードライ24缶を奢ってあげました。

ちなみにビールは雪で冷やしました。

キャンプ飯ではマルチツールのナイフが役に立ちました。切れ味抜群でトマトも崩れることなく切れます。
下山後のキャンプはめちゃめちゃ楽しかった!キャンプ以降の話はこの記事をどうぞ!
まとめ
-
- 日本百名山
- 日本百景
- 無料の駐車場とキャンプ場
- 土日祝は8:00から営業のモンベルがある。
- 380円で入れる温泉がある。
- 登山届は絶対出しておく!
- 厳寒期は軽アイゼン必須!傾斜が強いとチェーンスパイクだと滑ることもある!
- 山小屋に入る前にアイゼンを外す!
- 寒い時期はハイドレーションを避ける!凍結して水が出なくなるぞ!
今回の登山もめちゃめちゃ楽しかったです。初雪山ということもあり新しい発見がいっぱいでした!
次行くことがあれば晴れてくれ~2019