こんにちはあきよし(G_SheepSystem)です。
2018年の年始から初詣や旅行に行ってました。
普段は一眼レフかスマホのカメラで思い出を記録するのですが、今回は年末に購入した360°カメラ『Insta360 one』これをお供に出かけ
必要ある?という声が聞こえそうですが、これが思い出記録にかなりいいんです。心の底から買ってよかったと言えます!
なので、今回はInsta360 oneのレビューと共に360°カメラで何を感じたのか、普通の写真と何が違うのかをじっくり解説していきます!
普通のカメラと360°カメラの違い
普通のカメラは、瞬間を美しく切り取ることに優れています。写真も動画も被写体選びや構図でストーリーが変わります。
一方で、360°カメラは撮影時の空間を再現することに優れています!
被写体選び、構図はほぼ関係なく撮影時の空間を丸ごと再現し、2次体験が可能になるんです!
簡単に言えば、自分がいた空間をもう一度体験できる。
思い出として、より優れたものを残すことができます。
これが普通のカメラにはない360°カメラの最大の特徴です!
VRみたいな映像が撮れるすごいやつやで!
Insta360 oneをレビュー
今回紹介するこれ、
はじめに言っておきますが、
Insta360はInstagramとは関係ありません!
名前から関係あるんじゃないか?と思うでしょうが関係ないです。その点は注意!
と言っても、ちゃんとインスタに投稿できる機能もあります!
僕も最初はInstagramの会社が出してると思ってたやで
それではレビューしていきたいと思います!
こんな写真・動画が撮れるよ!
insta360 oneを使えばこんな写真が撮れます!
クリックして表示を押すと画像が見れます!
画像をタップ、ドラッグ、ピンチすると視点が変わります。
ちなみに今回の写真はステッカー機能を使って顔を隠しています
昼間の写真
ロードバイク 横向き設置
暗い場所での写真
動画
www.youtube.com実はこんなこともできる
RICHOが発売している360度カメラTHETAの画像出力ソフトを使うこともできます!
theta360ソフトを使ってinsta360の画像を書き出してみた #insta360 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
コレを使う利点はPC側から投稿した写真を管理しやすいことですね。
InstaとTHETAソフトの違いは
- ロゴマークの有無
- 表示される画像の大きさ
- 操作方法
- 埋め込み画像の安定性
Insta純正の埋め込み画像だと時々サーバーエラー表示出来ないこともあります。(再読込で表示されるようになります)
ただ、ホームページやブログに貼ることがない場合は全く関係の無い問題ですね。
ちなみにツイッターへの投稿はこんな感じに表示されます!
外観の特徴
外観を簡単に紹介します!


外観はハッピーターンを2,3枚ほど重ねた感じのフォルムをしています。(変な例えでごめんなさい)
レンズ部分はでっぱっています。

トップにはマイク穴が

サイドには操作ボタン(くぼんでいる部分)

Lightningケーブルはこのスイッチで取り出します。
付属品
- ケース
- 充電ケーブル
- バレットタイム用のヒモ
基本スペック
ハコスコサイトによると、
サイズ 幅96×奥行き36.5×高さ25(mm)
重量 82g
対応機種 iOS 9.0以降、iPhone 6 /plus、iPhone 6s /plus、iPhone 7 /plus、iPhone 8 /plus、iPhone X、iPhone SE、iPad Pro (9.7インチ)、iPad (12.9インチ)、iPad Air 2、iPad mini4
レンズ F2.2 210°×210°
シャッタースピード 調節可能
ISO感度 調節可能
解像度 静止画7K(6912×3456)動画4K(3840×1920 @30fps)スローモーション動画 2048×512 @120fps
対応SNS Facebook、YouTube、Periscope、Instagram、LINE、Facebook Messenger、Twitter
静止画ファイル形式 insp、jpeg、RAW
動画ファイル形式 insv、mp4、LOGハコスコ:insta360 oneページより引用
となっています。
付け加えの情報として、
ISOは100〜6400、シャッタースピードは1/30〜1/4000、それぞれ倍数刻みの設定ができます。
microSDは128GBまで対応、充電の待ち時間は1時間半から2時間ぐらい
気になる価格は¥39,151(2018年1月 amazon価格)
iPhone専用として発売されましたが、公式から出ているアンドロイド用アダプターを使うことでアンドロイドOSでも使うことができます!
(オス↔︎オスのmicroUSBアダプタがあれば公式のアダプタでなくとも使えるようです。)
ポイント
- 重量:82g
- レンズ:F2.2
- iso感度:100〜6000
- シャッタースピード:1/30〜1/4000
- 静止画画質:7K
- 動画画質:4K
- microSD:128GBまで対応
- 価格:¥39,151
良い点
画像、映像の没入感が凄い
360° カメラというジャンルですが、実際は全方向撮影しています。
つまり、上も下も右も左もナナメも全部撮っています。
撮影した写真や動画を、自由な視点で見ることができるのでVRのように、あたかも『自分がその空間にいる』ような感覚に
撮影した動画をVRキットを使って見ると、撮影時の空間をよりリアルに再現できます!
撮影中でもプレビューがみれる
スマホと直接コネクタ接続すれば撮影中の映像を見ることができます。
自撮り棒を使う場合はスマホに直接取り付けることができませんが、Lightning、microUSBの延長ケーブルを使えば直接取り付けなくてもOK。
Bluetooth接続でリモコン操作ができる
Bluetoothで接続すれば遠隔でシャッターを押すことができます!
自撮り棒を使って撮影する場合に最適です!
マニュアル設定でシャッタースピード、iso感度、ホワイトバランスを変更できます!
外部ストレージに保存

Insta360 oneは撮影した写真や動画を外部ストレージ(microSD)に保存します。
最大128GBまでのmicroSDに対応しています。容量が小さくても複数枚持ち歩けば旅行先でも保存限界を気にせず撮ることができて安心!
画像はスマホ接続で自動転送される
スマホに直接取り付けることで、撮影した写真が自動で転送されるので取り付けていないと写真が見れないなんてこともありません。
取り付けるだけで専用アプリを起動してくれるのもGOODポイントです!
アップロードが簡単!

専用のアプリ内から、簡単にTwitterやLINE、Instagramにシェアすることができます!
ちなみにTwitterに投稿するとこんな感じになります!
テスト https://t.co/n3aZ8pZinJ pic.twitter.com/FjVqfVMNBJ
— あきよし@はてな&YouTube&MHW (@G_SheepSystem) 2018年1月21日
Twitter上では一応画像が表示されていますが、自由視点形式の360°画像に対応していないので、リンク先から見ることになります!
6軸手ぶれ補正で安定性抜群
歩行などで発生するちょっとした揺れも動画にとっては天敵、ガタガタの映像になってしまいます。
が、insta360は6軸手ぶれ補正機能で滑らかな映像になります!
自撮り棒の写り込みを自動で削除
カメラ本体を自撮り棒に取り付けて撮影すると、自撮り棒の部分だけを映像から削除してくれます!
カバー兼スタンドが便利
Insta360 one標準のカバーは取り外しやすく、スタンドにもなる優れものです。
ガイドに沿って挿すだけ、抜くだけのケースですが、勝手に取れるということはなくしっかりとしたホールド性能でレンズをガードしています。
テーブルの上で撮影する時に便利なスタンドとしての機能もあります!
快適な持ち運び性能
底面のカメラネジを使ってストラップを取り付けます。ストラップをリュックの肩ベルトに取り付ければすぐに取り出して撮影ができます!
カバーもサッと取り外せるので撮影チャンスを逃すことがありません!
別売りのアクセサリーを使えば水中撮影や空撮ができる!
別売りの防水ケースや、ドローン用接続キットを使えば水中での撮影や空撮が可能です!
防水ケースは雨の日でも安心して使用できる&保護ケースとしても有効です!
フリーキャプチャ機能
360°撮影したけど自分が写っているところさえ見れたらいい
そんな時に使えるのがフリーキャプチャ機能
あらかじめ撮影しておいた360°映像を、アプリ内で再生しながら好きな視線方向と画角を選んで後から再撮影して2Dの動画を作れます。 ハコスコ:insta360 oneページより引用
これを使えば、自分が写っている方向だけを切り取ったり、自分の視点を再現することができます!
撮影時と同じ体験をすることができます!
ステッカー機能


撮影した360°画像にステッカーを貼れる機能があります。
デコレーション用だけじゃなく、顔を隠すために使うなんてこともできます。
動画にはステッカーを貼ることができないので注意
ちなみに今回サンプルで貼った画像には全てステッカーを貼っています。
埋め込みコードの生成
リンク生成時ブログなどに360°画像を埋め込むためのコードも自動で生成!
サイト運営者や、ブロガーにはとても便利な機能です!
ツイッター投稿用のリンクから埋め込みコードを取得することもできます!
不満点
単独撮影ではカメラ画面の確認ができない
iPhoneに挿して撮影しているときは画面にカメラから見た景色が映し出されますが、単独使用の場合はそれがありません。
Bluetoothで接続した場合も同様です。自撮り棒に取り付けて撮影など、単独で使用する場合はカメラが写している景色を確認することができません。
360度なので自分がしっかり写っているかを気にする必要はないですが、確認しながら撮影したい人は注意です!
スマホからの給電はできない
Lightning端子があるので、iPhoneに挿して使っている間はiPhoneから電力が供給されると思ってしまいますが、insta360側の充電も必要になります。
いざという時に電池切れなんてこともありますが、モバイルバッテリーがあれば撮影中でも充電できるので、長時間使うことを想定している方はモバイルバッテリーを用意しましょう。
ケースありの方が安定する?
iPhoneXの場合、本体とカメラの間にちょっとした隙間ができます。このせいでぐらつくこともあるので、ケースで隙間を埋めてあげると安定性もあがります。
が、ケースによってはコネクタが刺さらず、使えないものもあります…
この点はちょっといただけない
記録方式が独自企画
記録方式が独自企画のため、パソコンなどで見ようとする場合やyoutubeなどの動画サイトに投稿する場合は専用の編集ソフトでJPEGやmp4に変換する必要があります。
と言っても変換するだけなら2ステップで簡単にできます。
Windows、MacともにInsta360 studioという無料で配信されている専用ソフトがあるのでこれをダウンロードするとPC上でも編集が可能になります。
スマホなら専用アプリで完結します!
insta360 one公式アクセサリー
Amazonや楽天で購入できるアクセサリーはこちらです!
防水ハウジングケース
インスタ本体には防水機能はありませんが、この防水ケースをつけることで、水深30mまで対応できます!
また、出っ張ったレンズの保護もしてくれます!
自撮り棒
Insta360 one専用自撮り棒です!Bluetooth接続ができ、手元のボタンでシャッターを切ることができます!
本革ケース
アンドロイドアダプタ
アダプタはmicro USB とUSB Type-Cに変換する2種類が用意されています!
一緒に買うべきオススメアクセサリー
僕が購入したのはこちらです。
microSD 32GB以上
32GBで静止画約800枚、録画約30分の記録が可能です。
僕はPCを持たない旅行中のことを考えて最大の128GBを購入しました!
自撮り棒
insta360専用の自撮り棒ではなく、多機能自撮り棒を購入しました。
一脚、三脚機能があるので、暗い場所や遠隔でシャッターを切りたいときにも便利です!
1/4ネジ穴対応のストラップがついてくるのもいいポイント!
Lightning延長ケーブル
これがあればカメラ本体とスマホの間を延長ケーブルで接続することで、スマホから離れた位置でもカメラ映像を確認することができます!
自撮り棒を使いながらカメラの映像を確認したいときに便利!
もうちょっと安いのない?insta360下位機種一覧
insta360 Nano
insta one の下位機種にあたる製品です。
価格は¥20,216(2018年1月 amazon価格)
サイズ 幅33×奥行き110×高さ21(mm)
重量 73g
MFiライセンス認証 あり
対応機種 iPhone 6 /plus、iPhone 7s /plus、iPhone 8 /plus、iPhone X
レンズ F2.0 210°×210°
イメージセンサー 4 Megapixel CMOS
解像度 3K(3040×1520)
記録メディア microSDカード(64GB以内、Class 10推奨)
バッテリー容量 800mAh
連続稼働時間 約1時間
充電時間 約2時間
電源入力 5V/1Aハコスコ:insta360 oneページより引用
4Kではない、バレットタイムなしなどスペック的に劣る点はありますが、価格を安く抑えたい!画質にそこまでこだわらない!という方に最適なモデルです。
insta360 Nano S
insta360 Nanoの後継機にあたる機種です。
価格は¥31,299(2018年1月 amazon価格)
サイズ W33×D110×H21(mm)
重量 66g
対応機種 iPhone 6/plus、iPhone 6s/plus、iPhone 7/plus、iPhone 8/plus、iPhone X
シャッタースピード 調節可能
ISO感度 調節可能
解像度 静止画7K(6272*3136) 動画4K(3840×1920 @30fps)
対応SNS Facebook、YouTube、Periscope、Instagram、LINE、Facebook Messenger、Twitter、WeChat、Google ストリートビュー
静止画ファイル形式 insp、jpeg、RAW
動画ファイル形式 insv、mp4、LOG
バッテリー容量 800mAh
電源入力 5V/1Aハコスコ:insta360 oneページより引用
最大の進化は4K動画の対応とマルチビュー
oneにはないマルチビュー機能は、360度動画から切り出された5つのフレームから最大3つ配置できます。
撮影後の写真や動画もマルチビューに変更することもできます。
ハコスコのページによると、
静止画は7K(6272*3136)となっており、oneよりも若干解像度が低くなっています。
動画はoneと同じです。
アクションカムとしての使い方はできませんが、日常使いに最適でコストパフォーマンスにも優れています。
下位機種共通の問題点
3脚用のネジ穴がない&単独使用時にLightning端子がむき出しになる
ネジ穴に関しては公式アクセサリーで対応できます!
さいごに
予想をはるかに超えた良いものでした!
思い出を残すなら普通の写真よりも360°写真の方がいい!
綺麗な写真が撮りたいなら普通のカメラ
- 思い出を残したいなら360°カメラ
- 使い分けがおススメです!
旅行やデート、ライブやイベント、これからお子さんが増える方など、思い出を残したい!記録したい!という方に最適な360°カメラinsta360 oneのレビューでした!
最後まで見てくれてありがとうございます!