現代版羊システム

為になることならないことなんでも書いていく雑記です。

大学4年生僕が癌になりかけた話-耳下腺腫瘍と診断されたンゴ-パート1


f:id:sheepsystem:20170304001503j:plainどうもです。

実は僕、今年の9月に手術をしました。

結構大がかりな手術です。

大学4年生という『研究!!就活!!』のこのタイミングで、こんな大きな病気になってしまってどうしようと、とても悩んでいました。

考えたくはないですが、もしかしたら僕以外にもこういう経験をする人がこれから出てくるかもしれません。

そういった人の為に、僕の体験記を書いていきたいと思います。

少しでも心の助けになることが出来れば幸いです。

 

3月ごろ、顔の大きさに違和感を感じ始めたぞぉ~


これは就職活動が始まった3月あたりでした。

地元で就職したいと思い、春休みに帰省して地元県とその周辺県の企業をターゲットに就職活動をしていました。

朝から夕方ごろまで就活をしていたので、夜に友達と遊びに行ったりしてました。

深夜のファミレスで集まることが多かったのですが、そのとき遊びでバンバン写真撮って遊んでました。

そこで撮った写真に写っていた僕の顔の大きさが、左右で違って見えたんです。

んー??顔の大きさ違うぞ~??

なんでじゃーーーい!!

って思いましたね。(笑)

特に痛みもなかったんですが、左の耳の下があたりを触ってみると、少し腫れているなって感じがしました。

ただその時は、

『就活やら研究やらで疲れてるし扁桃腺かなんかが腫れてるだけなんやろう』

って感じでしか意識してませんでした。

それと、今病院いって風邪って診断されても説明会とか行かれへんくなったら嫌やなって気持ちもありました。

そんなこんなで、4月、5月と経ち、内定もいただきました。

5月後半、気になったから大学付属の診療所行ってみたで。


そして、時間的に余裕ができた頃、ふと顔の違和感のことを思い出して学校付属の病院に行くことにしました。

しかし、

『うーん、うちでは見切れないかもしれませんねぇ』
『耳鼻科教えるので、そこに行ってください』

はーーーーーーーーーーーーーーん!??

そんなにやばいんか!?って思いました。

言われた時は平気な顔しながらも、内心めっちゃ焦ってましたね。

冷や汗だらだらかいてました。

そのまま、紹介された耳鼻科に行きました。

 

街の耳鼻科に行った結果……


医者:『はいどうぞー』
僕:『耳の下のとこちょっと腫れてるんですけど…』
医者:『ちょっと触ってみるね~』

僕:『……』

医者:『ん~、ここじゃダメですね』
僕:『え!?』
医者:『大きい病院に紹介状書いときますね』

僕:『わかりました…』

 

僕の耳鼻科診察はこれで終了です。(笑)

6月初旬、紹介された県立病院で診察したよ


医者:『とりあえず、CTとレントゲン撮ってみましょか』

僕:『はい(ドキドキ……)』

医者:『終わったら戻ってきてね~』

……1時間ほど経過……

僕:『……どうでしたか?』

医者:『ここ見てください。左の耳の下(耳下腺)のとこから直径5cmほどの腫瘍がみえますね。』

僕:『腫瘍!?…大丈夫なんですかね…』

医者:『いわゆる耳下腺腫瘍ってやつですね。これは8,9割良性やし、レントゲン見た感じも良性っぽいしまぁ大丈夫でしょ』

僕:『はぁ……(大丈夫やろか……)』

 

 

県立病院で『耳下腺腫瘍』と言われた後の不安定マシマシの僕


診察が終わり、病院から出た僕は、親・友達より先に研究室の講師に連絡を入れてました。

『ゼミいけなくなって卒業できなかったらどうしよう』

って心配の方が強かったです。

むしろ、このときはまだ、耳下腺腫瘍という診察結果に現実感がありませんでした。

紙面上やネット上で、『芸能人の○○が癌になった。』っていう記事を見た感覚でした。

自分のこととは思えなかったですね。

もしかしたら、無意識的に思いたくなかったのかもしれませんね。

講師には、『病名』と『通院先病院』と『手術をするならいつ以降になるか』を連絡したあと、内定先の企業にもメールで、同じ内容を伝えました。

内定先に伝える時の僕は最終面接より緊張してたぞ (゚Д゚;≡;゚д゚)


内定先にメールを送るときはものすごく迷いましたね。

手術するって知ったら内定消されたりするんかなぁぁぁぁぁ?

腫瘍が悪性やったら癌ってことやろ?

うわ、内定取り消されたって言ってる人がおるやん

内定先にメールするの

ほんまに嫌や!!!!!!( ;ノ´Д`)ノ

心臓ばっくばくしてましたね。

何度も送信ボタンに手を近づけては離し、の繰り返しでした。(笑)

内定取り消しの恐怖心は非常に大きかったです。

一番のストレスはこれでしたね。

超絶苦しかったです。

僕が人生で体験したストレスの中でも1,2位を争うほどのものでした。

正直、全身の血の気が引いた感じで、地に足がついてなかったですね。

病院からの帰り道、本屋で癌の本を読みまくるマンになってた


病院からの帰り道に、大きな本屋があるのですが、自分の病気についてもっとよく知りたいと思い、癌の本を読み漁りました。

しかし、

『耳下腺腫瘍』ってどこにも載ってないやん!!!!なんでやねーーーーん!!

心の中でツッコんでました。

それもそのはず、僕が診断された耳下腺腫瘍というのは、

腫瘍全体の内、約3%ほどで、10万人に1~3人という極めて小さい発生頻度のものでした。

つまり、

僕の腫瘍は、SSR!!レジェンドレア!!!

だったわけです。

(当時、腫瘍が出来たことを必死に、ポジティブに捉えた結果がこれです。

ネガティブになりすぎないように頑張ってネタ発言してました笑)

そら、そんな少ない症例の腫瘍を載せる本なんて無いわなって納得しました。

結局、自分の見たかった内容が載ってある本がなかったので、とぼとぼ帰りました。

僕:『ほんまこれからどうしよ……_(:0 」∠)_』

家族のグループlineに報告した、返事が来たのは母親だーけー


母親からすぐに返事が来ました。

最初はやっぱりびっくりしてたけど、僕が冷静過ぎたせいで、

痛くないんか?とか、手術とかどうするん?とか

業務的な報告になってました(笑)

でも、過度に心配されたり、僕より不安定にならなくて、個人的には安心できましたし、気分的に楽でした。

こういう時、泣いて電話かけられると、現実感が増して僕まで不安定になってたと思います。

なので、

患者の家族や、近しい人は、過度に心配したり、不安定になったりしないようにしてあげてください。

これがなかっただけでも、かなり気分的に楽になると思います。

『ほんまに大丈夫なん!?』

って言われても、大丈夫って言っちゃうし、正直大丈夫かなんてこっちが聞きたいです(笑)

心配な気持ちは、

『こういうことしたらいいって書いてあったで~』

とか

『専門医のいる病院さがしとくわな』

とか

『なんかして欲しいとか、いるもんあったら連絡してな~』

って言ってあげればいいと思います。

僕は、こういう言葉に助けられました。

2回目の診察は初めてのMRI 正直ビビってたわ


2回目の診察は、血液検査とMRIでした。

MRIなんて初めて受けるぞ……

こえぇぇぇぇぇー(゚Д゚ノ)ノ

磁気のあるもの持って入ってしまったら吸い寄せられて取れなくなるとかなんとか…

昔読んだ漫画の中で、口にボルト入れたままMRI受けて………ってのを読んだせいか、めっちゃ怖かったです。

ドキドキしてました。(笑)

ちなみにMRIって『Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)』って言うらしいです。

緊張をほぐす為に、MRIの担当医に聞きました(笑)

台の上へ移動して造影剤の注射をしましま。写す部分が頭部だけだったので、全身入ることはなかったです。

MRIが動き出すと、

うぃぃぃぃん ピコンピコン ガガガっ ガガッ しゅいんしゅいんしゅいん
ガコンガコン うぃぃぃぃんシュピン うぃぃぃぃんシュピン ピコンピコン

めっちゃうるさかったです(笑)

そんななかに20~30分ぐらい入ってたような気がします(笑)

何とか終わって麻酔のための血液検査に、

注射が上手い看護師だったためか、痛くなかったです(-ω-)b

MRIの結果が出るのは、めっちゃ早かった。

とりあえず、担当医のいるところに戻り、結果を聞いた。

先生:『うーん… やっぱり割と大きいねぇ(めっちゃ悩んでる顔)』

僕:『…結構悪い感じですか?』

先生:『大きさ的にはそうやね、でもまぁ手術で取れるよ』

僕:『……(うーん、このまま任せていいのか不安に言い方やなぁ…)』

先生:『地元ってこっち?』

僕:『いや、奈良です。』

先生:『就職はどこになるの?』

僕:『大阪ですね』

先生:『じゃあ手術は地元でしたほうがいいかもね、万が一悪性やった場合通わないといけないからねー』

僕:『じゃあ地元で受けることにします。』

先生:『紹介状書いとくから、転院する病院見つけたら言うてね~

僕:『この病気って症例少ないですよね、どういう病院を選んだらいいですか?』

先生:『うーん……、それなりのとこやったらどこでもできると思うよ』

僕:『そうですか……(それなりってどんなんやねん!!!)』

ここから、僕の転院先、主治医探しが始まった。

転院先探しってどうしたらいいんや!?何もわからへん!!


そうなんですよね、下宿先の大学生によくあるであろう問題が、

入院を地元でしたいとなったときの病院選び

です。

どこでもできそうな症例数の多い病気ならまだしも、僕みたいな症例数がめっちゃ少ない『耳下腺腫瘍』だと、病院選びも大変ですよね。

僕の場合、結構腫瘍が大きくなっていたので、適当なところで手術をするっていう考えはなかったです。

いくら症例が少ないとはいえ

『地元近くのどこかには絶対専門医がいるやろうしすぐ見つかるやろwwww』

と思ってました。

しかし……

ぜんっぜん見つからへん!!!!!

おらんのか!?ってなりました。

ネットで検索しても耳下腺の名医はわからない。

名医がわかったとして、

その病院に行ったところでその人が手術を担当してくれんのやろか?

情報技術を学んでいる僕でも、ネットで検索してもよくわからんのですわ…

ベストドクターズ・サービスってのがあった


何も決められないまま紹介状を貰いに行く日が近づいてきたとき、親から

『あんたベストドクターズ使ってみやへんか?』

と連絡が来ました。

実は僕の母親は日本生命の社員なので、僕は日本生命で保険に入っていました。

その、日本生命のサービスである

ベストドクターズ・サービス

これは、専用の番号に電話すると、専門のスタッフ(僕の場合看護師)が病気の内容について聞いてきます。その聞かれたことについて答えるだけで、病気、症状に応じた専門医を選んでくれるサービスです。

選んでくれた専門医で受けることを決めたら、後はそれをスタッフに伝えるだけで、病院の予約までしてくれます。

早速電話をかけて、症状や転院先地方の希望など伝えて探してもらいました。

で、1週間ぐらいですかね。

あっさり転院先の病院は見つかりました。

これ、ひじょ~に助かりました!

これが無ければ、転院先の病院を何ヶ月もかけて探していたところでした。(笑)

こんな病気のときに、それでストレスたまるってしんどいですもんね。

ありがたやありがたや……

転院先の病院に向けて紹介状を書いてもらうんだが……


先生:『紹介状できたよー、転院先と先生の名前教えてくれるかな?』

僕:『ありがとうございます!』

先生:『転院先どこにするの?』

僕:『○○病院です。そこに専門医がいるので、地元から少しだけ遠いですけどそこに決めました。』

戦士:『ほぉほぉ、いいんじゃない? じゃあはいこれ(〃・・)っ[紹介状]』

僕:『え!?すいません。病院名とか担当医名いれてくれましたか?』

↑これめっちゃ大切

先生:『おっと、わすれるところやった(笑)φ(-ω-)カキカキ はいこれ(〃・・)っ[紹介状]』

僕:『え!?今さっきCDROM(腫瘍のMRIデータ等)取り出してましたけどそれはいらないんですか!?』

先生:『おっと、ごめんごめん(笑)』

僕:『……(病院変えてよかった~)』

病院の先生に適当感だされるとこうなりますよ(笑)

安心して任せられないですよね。

皆さんも担当医選びはしっかりとしてください!

 

続く